Saturday, October 30, 2010

ニッポンのおみやげ

ニッポンの旅の思い出に







欲しいんです。






ニッカポッカ。







地下足袋履いて歩きたいんです。



スイスのアルプス。

Thursday, October 28, 2010

世界の旅人

今日もあかりはインターナショナルな顔ぶれです。
通常の受付業務ではあまり個人的な話はしないで流れ作業のようになってしまいがちですが それぞれの旅人に質問を投げかけてみるとそれぞれの背景が見えてきます。
それがとても興味深く、面白い。
今日はそんなあかりの一日の旅人たちをちょこっと紹介。

まずはアメリカ・サンフランシスコから、本国でのワールドシリーズの経過を気にしながら(笑)定年後の旅行をゆったりと楽しんでいらっしゃるご夫婦のご夫婦。
昨日の晩御飯は、ちゃんぽん。
毎日朝からせっせと観光へ出掛けて夕方には必ず一度あかりへ戻りお昼寝タイム。 長崎は4泊。
玄関で出掛け間際、奥さんが水筒にお水を入れてくると言ってキッチンへ戻ったっきり 5分も10分も戻ってこなくて、私がキッチンへ行くと奥さんは他の旅人とのおしゃべりに夢中になっていた。 受付に戻り、旦那さんに”彼女はおしゃべりしていたよ”と伝えてもニコニコ”It's OK!”
どこかの誰かさんならイライラしていることでしょう。

そして次はアイルランドからの女性の一人旅。
”弁護士さんなの?”という私の質問に、”えぇ、「無職の」弁護士なの” と笑いながら話してくれます。
彼女もまた、ゆったりと旅行中。
長崎を出たあとは九州を横断してしまなみ海道をレンタサイクルで渡ろうと計画中。
今日もあかりでレンタサイクル。ランチは中通りのKiitosさんで食べたらしい。”とても素敵なカフェね♪”と。
今はきっと眼鏡橋のたもとで人町珈琲のコーヒーを飲みながら読書をしていることでしょう。

オーストラリアからは親子の旅行者。父と娘。
仲良い親子だな~…二人旅?と思いきや
お母さんは大阪においてきたらしい。(笑)
彼女は大阪でショッピングを楽しんでいるとのこと。
その間に長崎観光へ訪れてくれた親子でした。
長崎は1泊、夕方、ちょっと足早にお母さんの待つ大阪へ戻られました。


ドイツからは3週間の日本旅行に訪れているカップルさん。
日本到着後まだ4日目!これから日本各地、旅を楽しまれることでしょう。

もう一人、アイルランドからは弁護士を目指している学生さん。
こちらも女性の一人旅。
この旅のために勉強の傍ら、ウェイトレスとしてお金をためて旅行。

この旅が終わったら数年は旅行へ行けないだろう、と言ってました。
その貴重な旅の行き先に日本を選んで頂いて・・・嬉しい限りです。

スイスからは自然好きなカップルさん。
スイスの大学で日本語を勉強していたらしく日本語も話します。 背中にはキャンプ用品を詰めた大きなバックパック。
旅のスタイルは人それぞれです。

そして最後はスイス人と結婚したコロンビア人。
男性一人旅。
スイス人の奥さんは今現在コロンビアにいるらしい。(笑)

彼はもう3年も旅を続けているとのこと。アジア、特に韓国と日本を行ったり来たり。
お金がなくなればスイスで写真やアートの個展を開き、お金を稼いでまた旅に出る。
コロンビアのパスポートではあれこれ質問されて面倒なのでスイスの白十字がついた 赤いパスポートを持ち歩いているのサ。ハハハハハ!とこれまた陽気なおじさん。

先ほどチェックインしたのはフランスからの男性。
彼もまた陽気に私達の説明することに”スゴ~イ!”とか片言の日本語で反応してくれる。

外国人が覚えたての日本語を話してくれるとほんわか心が温まります。
単語を覚えようとしてくれること、またそれを使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれる姿勢が… 嬉しいんです。

現在あかりのホストヘルパーさんはポーランド人と長崎人(笑)のお二人。
なかなか国際色豊かな顔ぶれです。
そんな彼らが一つのテーブルを囲んで一緒に夕食を楽しんでいました。
これがリアルタイムなあかりの様子。

















それぞれの旅人と話すとその人の背景が見えてくる。 話をしていると刺激されることがたくさん。いろいろな人がいます。
義務教育→高校→大学→就職→結婚・・・・・だけではない。
個人はもっともっと自由で限りない選択肢のある中で生きているんです・・・よね。

Wednesday, October 27, 2010

Traveler's Map製作秘話その二

「旅と食」

異国を旅し訪ねたまちならではの味を愉しむ。

これも旅の醍醐味のひとつでありましょう。
長崎を訪れる外国人ゲストもこの地ならではの
味を楽しみにされています。

でも、旅先でのお店選びは意外に大変。
時には勇気も必要です。

僕なんか海外ではひどいもんです。
チャレンジできずに今日も憧れのレストランを素通り
していたりします。





平気な顔でずんずん入れる人もいますが、
中には僕のような気弱な外国人ゲストさんもいるわけです。

Traveler'sMapではそんな気弱な旅行者のためが(恐れずに)お店に入る
お手伝いをしています。
お店の人が笑ってくれたら英語のメニューなんて無くっていいさー、
あとは何とかなるもんさー、とそんな感じでつくりました。

このマップ、あかりの胃袋情報でもあります。
(ベツバラ情報も受付に忍ばせてあります)



長崎猫

Tuesday, October 26, 2010

また逢う日まで♪























ホステルは毎日が出会いと別れの連続なわけで。
「いや、これは別れではない、旅立ちなのだ。」
と言い聞かせるものの慣れないわけで。


釜山からのホストヘルパー、ウォンテック。

でかい体で階段を駆け上り駆け下りる。
音だけで誰だかわかるのは彼くらいのものだ。

でかい体で飯をくらう。
大飯だから体がでかくなったのか、体がでかいから大飯なのか。


そんな彼には、炭水化物。送別会は炭水化物祭り。

うどんとおでんとおにぎりとクスクス。

また逢う日まで♪

Saturday, October 23, 2010

おぉ、そーだよ誰にもあげない魔法の土産さ。

旅行も終盤になるとすっかり忘れてた現実世界の住人の顔が目に浮かんできます。

「さて、土産は何にしゅう・・・」

長期休暇で手ぶらで帰るのはやはり気がひける。

かと言ってベタな土産じゃ芸がない。

芸人じゃないんで芸がなくてもいいんでしょうが、

ミッフィーってガラじゃないし、気の利いたお菓子もないし、

オランダからお嫁さん連れて帰ったらしゃれがキツ過ぎる。

で悩んだ挙句、買ってきたのはチューリップ!

何だベタじゃん。はい、超ベタです。

昨今は100円ショップでも売ってるチューリップの球根。

でも、モノが違うのだよ、モノが。

何せ本場オランダのチューリップですよ。

しかも考えてもみてください。

そこら辺のありきたりの土産だと渡したその時は、

「わぁステキ!」とか「これ美味しい!」とか、まぁ一応お褒めの言葉を聞けるでしょう。

でも、そんなのその時だけですよ、所詮。

しかしチューリップは違う。

渡したときは地味だけど、春になると芽を出し花が咲き、もらったその時から枯れるまでずーと楽しめるのです。

一回で二度も三度もおいしいじゃないですか。

何と安上がり!もとい何と魅力的!



そういうわけで、「あかり菜園」(<屋上のプランター)の既に植えてある中小島のJくんにもらった唐辛子の脇のスペースをちょっと拝借。

植え方は全くわからんのですが、箱に描いてある通り10cmほど掘って、5cm程離して、、、、まぁ、大丈夫でしょう。(<結局自分で植えているじゃんってツッコミはなしで)

今回買ってきたチューリップはオレンジ色。そうオランダカラーなのです。

春になって花が咲いたらブログでお知らせします。

お知らせがなかったら、、、、枯れたってことで何も訊かずにそっとしといてください。

そうそう育て方わかる人は情報待ってまーす。







来春の予想図


Monday, October 18, 2010

Traveler's Map製作秘話その一

あかりトラベラーズマップ、これで更新何回目でしょうか?

今回は紹介したい人も増えたし、カバーエリアもちょいと広げませんか、
なんて言いだしたもんだから地図起しも大変です。


K氏、受付終了後、薄明かりの夜の路地をメモを手にひたすら歩く。歩く。
あやしい人ではありませんが、実際かなりあやしいです。
延べ何日でしょう?一週間?もっとかな。























路地が入り組む長崎のまち。
地図作ってると趣があるねえ、なんて言ってる場合じゃあありません。
丸山・思案橋あたりは発狂寸前 だったかもね。

外国人ゲストさんのための長崎路地裏マップ。
もちろん日本人の方々も含め宿泊の方みなさんに差し上げています。
そちらのあなたも異国のまちを旅する気分で一枚いかが?

Saturday, October 16, 2010

ゴッホだゴッホ。

普段「芸術」というものには全く関わりのない人でも、
旅行に行くととりあえず訪れるのは美術館ではないでしょうか。
ええ、そんな私も行ってきましたよ、美術館。
オランダは芸術の国、各都市に結構な数の美術館や博物館があったりします。
普段美術作品とは全く縁遠い私にとって差し当たってのターゲットは有名な絵。
絵の良し悪しは全くわからないのですが、
私が知ってるほど有名な絵ならば恐らくありがたいものなのだろうと、
とりあえずそんな絵の前では手を合わせ念仏と題目を唱えます。(うそです)
オランダと言えばポスト印象派の代表的画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
ゴッホですよ、ゴッホ。
でも実はポスト印象派がなんたるかも私全く知りません。
それでも「どれどれゴッホでも見とくか」みたいな顔して入館。
目指すはとにかく有名な絵。
まぁ、ゴッホの場合どれもそこそこ有名で見たことある絵ばかりなのですが、
特に私が今回見たかったのは「馬鈴薯を食べる人たち」と「アルルの寝室」。
「馬鈴薯〜」はすぐ見つかりました。
農民がつつましく食事をしているだけのすごく陰気なのに不思議な魅力のある絵。
確か昔教科書に載っていて「馬鈴薯って、、、じゃがいもって言えよじゃがいもって」と突っ込んでた絵。
ありがたやありがたや、ナムナムむにゃむにゃ。
そしてもう一つ目指すは「アルルの寝室」。
しかしいくら探してもその絵見つかりません。
なぜ?? ふと見るとなにやら看板が。
「以下の絵は現在出張中です。」
で、その“以下の絵”の中に「アルルの寝室」が・・・。
しかも出張先がこともあろうに「Tokyo」だって。
ま、マジですか。
みなさんも海外で美術館巡りされるときは、お目当ての作品の出張にはくれぐれもお気をつけください。
尚、現在来日中のその「アルルの寝室」を含むゴッホの絵は来年頭には九州でも観れるみたいですよ。


ちなみに今回の旅行における美術作品鑑賞の中で一番印象に残ったのが、
アンネフランクの家近くの売店の壁に書かれてた落書きのような馬鈴薯のパロディー画。
なぜか両サイドにハンバーガー、そしてコップにはストローが。
この気の抜けたやる気無いヘナチョコ具合が私のハートを鷲掴み。
やはり芸術には縁遠い私です。まじめな芸術家の方ごめんなさい。

Friday, October 15, 2010

The baby from France


産まれて一か月で旅に出たというフランスのベビー、リザ。

透き通るような青い目で、ニコーっとするその笑顔はまさに天使!

みんなを笑顔にしてくれました。

昨日は伊王島へ1day tripということで、サングラスをかけておでかけ。

とにかくかわいいんです。

Thank you for staying with us and have a nice travel, Liza!

Wednesday, October 13, 2010

Akari Traveler's Map






















あかり
トラベラーズマップ更新版でけたよ。

旅人のための長崎路地裏マップ。
長崎
ソウル、かなり濃いめです。

長崎人と旅人達の接近戦が見たい、んです。

秋のお祭り






















もうすぐ竹ん芸。
楽しみです、きつねうどん。

Saturday, October 9, 2010

「人と町」


「珈琲人町」っていう店が路地裏にひっそり潜んでおります。
「人と町」っていうかわら版がひそかに発行されております。



















珈琲の店なのに魚情報強いです。
「おーい、まーぼー、魚はどこで食べればよかね?」
勇気を出して尋ねてみましょう。

Tuesday, October 5, 2010

パスポートスマイル

数日前、予約なしの飛び込みで来店したイギリスからのカップルさん。あかりのチェックイン作業ではゲストの皆さま全員からパスポートのコピーをとらせて頂いています。

「パスポートありますか?」との問いに彼女は・・・・「ついさっき、パスポートを探したら…無いの!!多分昨日泊まった宿に忘れてきてしまったみたい。」と焦り気味に言う。パスポートを忘れてしまったり、お財布を落としてしまったり、そんな旅人は彼女だけではないのでこちらも結構慣れたものです。「じゃあ昨日の宿に問い合わせてみましょうね」と電話番号を検索し、代理で電話をかけるも「ありません」との返答。彼女に「パスポートの忘れものは無いみたい。他に思い当たる場所は?」と伝えると今にも涙がこぼれ落ちそうでした。とりあえず落ち着いてもらうためにも部屋に入って、まずゆっくり鞄の中を探してみるようアドバイス。

しばらくすると部屋から降りてきましたが、やっぱり無いと。でもその昨日のホテル以外に考えられないという。部屋のどこかの隙間に落ちてしまっている筈だ、と。私ももう一度そのホテルに電話をし、お部屋を再度捜索して頂いた。数分後、折り返しの電話を頂き、無事冷蔵庫の裏で見つかりました。
それを伝えると今度は安堵の涙をこぼす彼女。

後から話を聞くとそのホテルを出る前に何度も忘れものはないか聞く彼に対して彼女は「うるさいわね~、全部あるわよ、行くわよ!」と小競り合いがあった様子。どこの国の男女も同じですね。(笑)
最後はそんな笑い話になり、無事パスポートが見つかった一日でした。
皆さん、旅行中はパスポート・航空券・お財布、この3つは何度も確認するように・・・・ね。

あかりを出発したときのパスポートが見つかったカップルさん、いい笑顔で記念撮影。


A couple who checked in without passport! She has lost her passport on the way to Nagasaki, just realized that she does not have it with her few minutes before checking in to our hostel. She was really worried about it, and we helped her to ring the hotel they stayed on the day before. After asking the hotel for few times, they have finally found her passport in the room, behind the fridge.
She was about to cry with relief! This is a shot with happy smile when they left Nagasaki. Good luck guys, and never leave your passport behind again!!

Monday, October 4, 2010

オランダ紀行




















街の散策後の仮眠から目を覚ますと見慣れない天井に一瞬驚く。
しかし直ぐに状況は理解できそしてまた暫く不思議な気持ちになるのである。私は今オランダにいる。日本から7-8時間分離れたヨーロッパの国である。
長崎とオランダは昔からゆかりがある。それを知ってか知らずか、あかりにもオランダからの旅行者は多い。そんなオランダに私自身も昔から不思議な魅力を感じていた。念願叶っての今回の訪蘭。旅のスタイルもオランダ人旅行者のように気の向くままだ。





歴史を紐解けば色々なことが見えてくる。その複雑に絡みあう歴史の中でこのオランダと日本、特に長崎は不思議な縁に導かれお互いの関係を築いてきたように思う。その縁は同時に私自身の縁でもある。かつては日本との唯一の貿易相手国として出島に入国を許可されていたこの国に私は今足を踏み入れているのである。
外から抱いていたステレオタイプのオランダ像も強ち間違いではない。確かに運河があり、風車があり、レンガ造りの可愛らしい家が建ち並ぶ。しかしその一般的なイメージや佐世保に再現されているよく似た街と違うのは、他ならぬそこに人々が生活していることであり、その人々やその土地土地が自ら歴史を持っているということである。
もちろんこれはオランダに限ったことではないが、その土地の深くて長い歴史を肌で感じ、同時に人がそこで生活をして、ただただ日常を暮らしているという至って当たり前の事実を体感し確認するのが旅の魅力のようにも思う。
冬の訪れを予感させる少し肌寒い夕暮れ。天井から窓の外に視線を移すと、ケンペルが日本から持ち帰ったとされる銀杏がすでに黄色く色付いた葉を落としている。そしてその中を颯爽と走り抜けて行く自転車の音をききつつ、もう少し日本とオランダ、そしてそのお互いの文化歴史に思いを馳せてみようと思う。


One of our staff member is now having a week holiday and visiting the Netherlands. Why Netherlands? Actually, we have quite a lot of Dutch guests staying with us. We think it is because we, Japan and the Netherlands, have a long relationship in the history. Especially, Nagasaki has a long history with Dutch people. During long years of country's isolation, Nagasaki was the only port allowed to maintain foreign exchange. Japan's only window to the outside world was Dutch factoria, called Dejima.
I am sure our staff member is having fun exploring the country, being as one of the travelers. It is also important to be a traveler, not only being a host in Japan for the travelers! Let's see what he will bring back for us.... cans of Heineken?



Friday, October 1, 2010

街歩き、フィンランドから来たNicoさんと。


日本の前に訪れた韓国でサングラスを購入。

今韓国で流行っている形を先取りしています。

しかし両腕には、ゴツい刺青が・・・

こんなに大きな刺青+タンクトップだから一緒に歩いてて余計に目立ちます。

いや、目立たせたいのか?

だから黄色縁のサングラス?



フィンランドは北欧のさむーい国。

9月下旬の秋間近となったこの日、最後の最後まで夏をエンジョイしたのはきっと彼でしょう。

諏訪神社では、おくんちの観客席の工事で真っ最中。

天気がよく、街歩き日和の一日でした。




The guy from Finland was wearing tank top and he has big tattoo on his arms! It was nice walking under good weather. Next week, there is a biggest festival called Kunchi in Nagasaki. I'm sure if you are here, you will enjoy Nagasakian's spirit performance for 3days!