Saturday, January 1, 2011

ゆく年くる年

新年あけましておめでとうございます。
いよいよ新たな年のスタートですね。

昨晩は大晦日恒例の除夜の鐘ツアー。
あかりのゲストさんを引き連れて寺町界隈のお寺をめぐります。
まずは去年もお世話になった長照寺さん。
神社の初詣の賑わいを知っている外国のゲストさんも、
それとは一味違うお寺の厳かな雰囲気に知らず知らずのうちに背筋が伸びてました。












滅多に撞けないお寺の鐘。
あるゲストさんに
「撞くときは何か願い事をするの?」
と訊かれましたが、果たしてどうなんでしょう・・・教えてお坊さん!
でも恐らく心を無にして撞くべきなんでしょうね。
私は邪念だらけでしたが。

撞いた後は有り難くお餅までいただき、(長照寺さんありがとうございました)
次はあかりの目の前、イチョウの木が立派な光永寺さんへと向いました・・・
が、何故か今年は定員オーバーということで門前払い。
やはり鐘撞きのハシゴはお釈迦様も親鸞さんもご立腹なのでしょう。

仕方なく煩悩を抱えたまま諏訪神社へぞろぞろと。
中島川沿いでめでたく新年を迎え、
煩悩のやり場に困ってた私たちはそのまま雪合戦へ突入。
傍から見たら奇妙でお気楽な団体だったに違いありません。












諏訪神社は雪のせいか、去年の半分以下、恐らく3分の1くらいの人出でしょうか。
杜の酒屋のシンパイさんもシンパイそう。
でも、混み合わず迷子にならずに済んでその点はよかったです。
お客さんには「願いの成就率はお賽銭の額に比例する」と真顔で解説し、
自分は財布の余り小銭で壮大な夢を懇願。

今年の諏訪神社参拝は階段も脇の坂道も凍結しててとても危険でした。
もし受験生で来てた人がいたら、相当チャレンジャーですよ。
君ならきっと受かる。












参詣を済ませるとあとはなーんとなく自然解散し私は竹ん芸で有名な若宮神社に。
そこはひっそりと静まり返り参詣客もほとんどいません。
思わず「渋い!」と叫んでしまいました。
初詣に穴場という言葉は若干不謹慎かもしれませんが、
若宮神社、おすすめです。












そんな感じで今回も無事に除夜の鐘撞きと初詣を済ませ、
ご近所の「串の屋」さんの振舞酒と、
ヘルパーシロくんに注いでもらったポーランドのズブロッカでほろ酔いつつ、
めでたく新年を迎えることができました。

そんな新しい2011年が、
皆さんにとっても素晴らしい年であることを心よりお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

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