Tuesday, September 27, 2011

干からびた…?

手の平には、小さな干物。
そう、それは干からびた・・・・カエル。

彼はあかりの玄関にある靴箱の奥底におりました。

一体誰の靴にくっついて、一体どこから来たのか。
オランダ人の大きな靴か、韓国人の小さな靴か・・・
アマゾン川の流れる南米から来たのか、はたまたすぐそこの中島川から来たのか・・・

どこから、いつ、誰が、連れてきたのか
誰も知らない。

Monday, September 26, 2011

金島英輝展「融合と遊離」 at Gallery18

永山真策さん運営の油屋町のGallery18。
年に数度、現代作家の個展が開催されます。

今回は金島英輝「融合と遊離」。
9月24日(土曜)~10月4日(火曜)まで。

一昨晩は嬉しいことに作家さんご本人があかりにご宿泊いただきました。
夜のリビング、インターネットをするドイツ人ゲストさんやゲストブックに記帳していた日本人ゲストさんの間のテーブルで制作されていました。

「長崎の町を歩くと何かイマジネーションが湧いてくるんです」
と作家さんの長崎での嬉しいご感想。

次回の長崎は長めに、是非!
http://www.gallery18.org/
 


겸해 마비할 수 있어 전람회/Hideki Kaneshima Exhibition at Gallery18 in Nagasaki,Japan

Saturday, September 24, 2011

ホステルっていいな

ある朝のチェックアウト時間。外は降ったり止んだりの小雨。
ドミトリーにお泊まりのゲスト達が玄関あたりで出るか出まいか迷っていました。

最初は二人でしたが最終的に合計4人。
「駅に戻るんですか?」「私は切符を買いに」「タクシーで一緒にどう?」「Oh,it is good idea!」なんていう会話が自然に始まりました。
後部座席には、それぞれ1人旅をしている女性が3人、昨晩は同じ女性ドミトリールームに、そしてまた同じ後部座席に3人(笑)

台湾、日本、日本、イングランドのエコノミーなインターナショナルタクシー。
車中ではどんな会話だったんでしょう?

ホテルでは有り得ないであろうホステルらしい光景、日常的にこういうシーンに出会えるホステルってやっぱりいいな。
楽しい雨の朝でした。

Friday, September 23, 2011

近場の都会

夏はバタつくのでこの時期にみんなで交替でお休み貰っています。
うち2日間は泊りで福岡へ。
福岡は長崎人にとって最も近場の都会です。

博多の町を歩くだけで浮足立つ私もやはり長崎人。
夜になっても人通りの多い博多の町をドライブ、「何の祭りばしよっとやろうかねー」とつぶやく助手席もすっかり長崎人。
僕の場合、横断歩道がピッポ、ピッポと鳴るだけでテンションが上がります。

喫茶店、ドーナツ屋、ベーグル屋、雑貨店などなど巡ったお店は数知れず。。。
「ほお、ここがあのびびさんかー!」「いや、美しいば二つ書いてびみって読むとぞー」とか。
放っておくといつまでも帰れそうにないのでストップをかけました。




こちらは大濠公園で遊んだときの写真。
マレーシアのお姉さん二人に囲まれた赤ん坊、ニンマリとかなり嬉しそうでした。







おかげさまで何か久しぶりで新鮮な休みでした。
もちろん本業の研修も忘れてないですよー。

Thursday, September 22, 2011

坂の町


















アルバムを眺めていたら出てきました。数年前にあるスタッフが撮った長崎の風景。
丘を覆いつくす家々。
これぞ長崎です。

写真を撮った日本人の彼女は今オーストラリアの建築事務所で頑張っています。




Saturday, September 17, 2011

Thailand Fantasia

「タイカレー好き?」とか話していたら無性に突然食べたくなりました。

人生には刺激が必要です。

辛い!暑い!水!旨い!エビも入れればよかった!いやチキンはチキンで統一した方がいいよ!あれ、かずさんいない!英語の文法は得意っすよ!などと口々に呟きながらの宴。

ココナッツミルクの薫り一杯のリビング。
それだけで気持ちはタイの空の下です。














Thursday, September 15, 2011

明日やろうは馬鹿野郎

タイルのひび割れ。

ちょっとしたひび割れでもホステル全体をみすぼらしく見せてしまうような気がしまいます。


早くなんとかしなくちゃなー、今度にしよう、と思い続けて結局3年半、瞬く間に時は過ぎておりました。
本日もタイルを前に躊躇。そしてまた、「明日にしよっかなー」といつものくせが・・・。

その時突然、あるゲストさんの言葉が頭にふっと降りてきました。 「明日やろうは馬鹿野郎」そのゲストというのは3年前の夏に宿泊してくれた「ギャル」という表現がふさわしい20歳の日本人女性。みんなで話しているときに、彼女はそういったのでした。シンプルですが、今でも響いています。


そして次の瞬間、手が勝手に動きハンマーが振り下ろされタイルは粉々に。割った後、どうやって修理しようかと懸命に調べました。あさってにはお客さん入るし。やべ、どうしよ。





マイベストフレンド、ナフコへと走り、材料と道具を調達。

少し大きかったので加工を試みましたが、そう簡単に加工できるものではない、一枚余分に買っておいてよかった。。。加工はあきらめ、若干サイズオーバーのまま貼りつけとしました。


素人でもやってみると何とかなるものです。
夕方には何とか貼りつけ完了、あとは乾燥を待つのみとなりました。

「明日やろうは馬鹿野郎」
今日から実践です。













Wednesday, September 14, 2011

塗ります

館内メンテナンス業務を外注する経済的余裕もないので(笑)、残暑の厳しい中、ペンキを塗りました。
あかりのスタッフはこういう作業を結構楽しんでしております。

今回手をつけた場所は、玄関横の壁。開店当初からこの壁は塗ろうと計画しておりましたが、「とりあえず」買ってきたよしずを立てかけたら、気がつけば3年以上そのままでした。

「とりあえず」が「3年半」。
というわけで、3年半越しのペンキ塗り。(笑)



まずは養生。
この作業が何気に一番大変です。
しかし、この作業を面倒くさがると、後悔します。

あとは、つなぎを着るのも忘れずに。
これも着ないと、後悔します。









ペンキを塗るのはオーナー。
不安定な場所にはしごを掛けていたので、それを支えるスタッフ。

全信頼をおかないとペンキは塗れません。

はしごを支えるその手を離すのもスタッフの気分次第。

信頼関係の試されるペンキ塗りの始まりです。






しばらくすると、どこからともなく自転車で颯爽と現れる美術家の助っ人。
その手には長崎一おいしいタルトの手土産付き。
ちゃっちゃと手直し、美術指導が入って、「じゃっ。」と去っていくその後ろ姿はかなり格好いいです。




その後、昼休憩で御飯を食べて、2度塗り開始。
汗をダラダラかきながら、あかり玄関横のペンキ塗りは終わりました。




また一つ、さらに深い信頼関係で結ばれたお二人。

満足気に今日も勇姿を称え合っているのでした。

Friday, September 9, 2011

5つの長崎旅プラン!














ホステルあかり-5つの長崎旅プラン-始まります!

次の5つがキーワード。

・オランダ自転車 
・チンチン電車
・路地裏珈琲
・アパートメント
・家族

何のこっちゃと思ったあなた、ピピンときたあなたも、
ちょいとHPの特設ページへGO!


ながさきは日本の西の端のにある小さな地方都市。
ぼくたちあかりのスタッフはここで生まれ育ったのでちょいと(かなり)贔屓目かも知れませんが、
それを引き算しても、やはりいい町だなと思います。
半島の先ッぽなのでこの先線路はありません。地の利はほんとに悪いです。
イタリアの地図で言えば、あの長靴の先っぽの町とおんなじ。
列車で折り返すか、船に乗るか、しばし長崎に滞在してみるか、旅人達は悩ましい選択を迫られます。

お宿を営む僕たちとしては、そんな悩める旅人たちに、より素敵な時間を過ごしてもらえるような宿に・そして長崎になれるようにと思っております。熱く。。。

せっかく皆さん先っぽまで来てくれることですし、日帰りもいいけど、一泊二泊、いやいやもちょっと長逗留して、リアルな長崎の人と暮らしの匂いを、嗅いでいってほしいと願っています。

そんな思いを形にしたのが、ホステルあかりの「5つの長崎旅プラン」。
形にするのに半年。ほんとに。渾身です。

嗚呼、思い出すあの日々。
アムステルダムへ一名ずつx2台自転車を調達しえっちら素手で持ちかえり、写真撮影に向かってくる電車とも正面から向き合い、珈琲店のマスターと喧々諤々夜通しの話し合い、試作ねーと作った切り絵が意外に好評で今更ハサミで指を切ったことなどカッコ悪くて言いだせず、青空の青い色の写真を撮るのに映画作家にレクチャーを受けたお礼は50円自販機珈琲にしようか思案したり、と何のこっちゃなお話です。そんなこんな色んな積み重ねにより完成したこの5つのプラン、是非次の長崎旅にご利用・お楽しみください!

ちょっと冷たい長崎の秋の風があなたの体にしゅーんとしゅむこと間違いなしです。

みなさんとお会いできる日を楽しみにしております♪












ゲストさんが赤ん坊を見つめる目は















ゲストさんが受付の中に向かってハーイと声をかけてくれます。
その先は寝ている赤ん坊。
その視線は世界標準、みんな穏やかです。
最近、宿も何だか丸く柔らかくなったようなそんな気がする今日この頃。

Thursday, September 8, 2011

多良の森の奥深くでの


オオムラミライプロジェクト&Waranaya cafe Peresentsで多良の森の奥深くでCINEMA DUB MONKSというお二人の音楽ライブが開催されます。
ライブのご本人とホステルあかりとの繋がりっていうのはないんですが、あえていうならば、昨年波佐見のMooksでのとあるライブの時、生の音を聞かせてもらったのが最初です。今回主催してるワラナヤさんからも誘ってもらったし、行かんといかん、ですが僕はどうしても行けそうにないんですね~。残念。 


今回はとりかぶと自然学校のバックミンスター・フラーのドームハウスでの特別ライブ。夕方からゆっくりと場所と自然を満喫しながらのライブです。ここほんといいところですよ。山からの水を利用した水車で、この学校の下にある棚田の米をついたりできる施設を独自につくったりしています。エコだの環境だのと最近は言葉ばっかり上滑りしているような話が多くて何かムシャクシャするんですが、ここは自然の地形とその力をうまーく使って共生することを目指しているように思います。このライブの機会にぜひ訪ねてみてください。WARANAYAさんのカレーも是非。

http://r.goope.jp/waranaya/info
ライブの方は2000円でワンドリンク付き。
ここいいとこなんです。
写真は2年前の6月です。
ホントに多良の山の中なんで遭難にはご注意。
携帯の電波も入らないでしょう。









秋風に柳も揺れます。






























台湾・台東&Singapore。
友との旅。男3人もいいもんだ。

Wednesday, September 7, 2011

Happy birthday!






















箱に入りきれないほどのフルーツを盛ってくれました、このケーキ。
ケーキ屋さんの嬉しい心意気、ケーキ魂(笑)
いつもほんとにありがとうございます。

誕生日を迎えたのは、恐怖映画が3度の飯より好きなスタッフKさん、
そしてもう一人、飲みすぎで頭をぶつけたポーランド青年のSくん。
お祝いに駆けつけてくれたのは街歩きのメンバーや地元の仲間たち、
そしてゲストさんも加わり夜は更けて行きました。
みなさん駆けつけてくれてありがとう!
























二人足したら64、ろうそくは一本8歳として8本にしましたとさ。
祝われるのが恥ずかしい歳になっても断固続けましょう、生誕の宴(笑)

-本日のメニュー-
・しゃきしゃきポテトサラダ
・さらさら皿うどん
・いちご風味のカステラ
・オレンジババロア風ゼリー
・フルーツてんこ盛りケーキ
などなど

Leiden


アムステルダムから一時間ほどの小さな運河が美しい町Leidenから。
Leidenには長崎と所縁の深いDrシーボルトの記念館があったり、
シーボルトが持ち帰った動植物の標本や絵図の多くはライデン王立自然史博物館に保管されていたりと何かと日本とはご縁の深い町です。














郊外に出ると緑の平地には風車がまわり馬や牛が草を食んでいる私たち日本人が
想像するオランダの風景が広がっています。

この国を自転車で巡る旅を夢見ています。

Monday, September 5, 2011

外は心地よく















9月5日。
秋風が心地よい長崎。

おっちゃんベンチでタバコを。
おばちゃん主食はロコモコを。
私たち車でハンバーガーを。


Sunday, September 4, 2011

帰り道

とあるライブの帰り道。

楽しい演奏のおかげで雨の
夜道も鼻唄混じりです。

石畳に街灯が反射しております。
雨の中島川を傘を手に帰ります。

Singin'in the rainみたいな感じで、
この辺をクルクルしてたら、きっと
不審者扱いで通報されるとやろーなー、
などと考えながら、一人にやりの
帰り道でした。

僕なんてこんな程度です。





ちなみに今日のライブはこんな感じで。
ありがとう村川さん!










Saturday, September 3, 2011

坂の上の長崎

長崎は坂のまちです。

わたしたちもこんな山の上に住んでいます。

山肌に民家がへばりつくように建っています。
山肌を通り過ぎると山の上にも民家は続いていきます。

車の入らない生活道や階段、お墓や家が入り組み、
のら猫ものんびり暮らしています。

最近まで引っ越しや物資の運搬には対州馬を使っていたほどですし、家を建て替えるにも費用もかかりなかなか進みません。

ごみの収集車は当然ながら入れませんのでソリも駆使したりしています。

そういう地勢からも、人や物資の交流はおのずと平地とは異なり少なくのも当然です。

なるほど、長崎の坂の上はガラパゴス化していると呼ぶ人もいるわけです。
きっと長崎のガラパゴスは、長崎平地人が無くしてしまった何かを隠し持っているはずであります。
おっと、向こうから歩いてくるのは長崎ガラパゴスゾウガメの親子でしょうか?
保護せねば。









Thursday, September 1, 2011

角を曲がると待っているもの。



汗だくで掃除を終え、
シャワーを浴び、
昼をちゃちゃっと済ませ、
ふーっと一息。



「行く?」と顔を見合わせ、
角を曲がると待っているこの時間。
アイスコーヒーが体に染み込みます。

わたしたちの至福の昼下がり。



こんなに簡単に至福を手に入れていいのだろうか?




至福への距離が近すぎるのではないか、
そう案じている今日この頃。












アイスコーヒーにアイスクリームが


浮かんでいる模様です。

OKINAWA!























OKINAWA!笑顔がほんとに!チャーミング!
























ちょっと話すだけでこちらの気分までハッピーにしてくれる人たち。

長崎まで来てくれてありがとう。また会おうね。