Sunday, November 30, 2014

俺たちご朱印コレクターズ

こんにちは!

この前あかりゲストのMatthew君が日本各地でご朱印を集めているという事で、長崎の神社とお寺に少しだけ案内してあげました。

まずは長崎の神社といえば諏訪神社ですね。


しかし、ご朱印帳が無ければご朱印を頂く事ができません。
という訳でもう一人のゲストNathan君とご朱印帳を購入しました。
こちらが諏訪神社のご朱印帳です!綺麗ですね。

  
「龍踊り」をモチーフにしたカバー

背表紙は銀屋町の「鯱太鼓」

お参りをした後に早速この日最初のご朱印を頂きました!


しばらく諏訪神社を散策。狛犬や稲荷神社の狐と戯れました。
止め事成就の狛犬に紐を結ぶMatthew君
稲荷神社の写真を撮るNathan君

月見茶屋にて少し休憩です。ぼた餅、うどんが有名です。おいしそ。

さて次は松森神社へ移動です。
ご朱印を集めているMatthew君、神社での振る舞いが完璧でビックリしました。境内に入ると必ず手水舎で清め、お参りも二礼二拍手一礼と全てが正しかったです。自分も見習わねばと思わされました。



ご朱印を頂いた後に聖福寺へ移動。ちょっとその前に立山防空壕に寄り道。
              

着きました!聖福寺。中国から伝わった黄檗宗の寺院ですが、建築様式は和風のものを採用しています。長崎四福寺の一つでもあります。

屋根の廃材で作られた瓦塀やたくさんの鬼瓦に興味津々。





景色も素晴らしいです。
 

ご朱印ですが何とお寺でも貰えるんですね。しかもご朱印帳は神社、お寺で区別しなくていいんだとの事。初めて知りました。三冊頼んでるので少しお時間かかります。寺院の方も思わぬ訪問者にさぞ驚いた事でしょう。出来上がるまで休憩です。

出来ました。乾くまで待ちます。プリクラを見せ合う女子高生のように貰ったご朱印をキャピキャピ見せ合う男三人。

そして福済寺へ。亀に乗った長崎観音像が迎えてくれました。

最後は伊勢宮でご朱印を頂き、この日のご朱印集めは終了しました。
外国人の方と街を歩いていると色んな発見があり楽しいですね。
普段気にも留めない事にも興味を持ち、それを自分で後から掘り下げるとまた新たな発見になります。
よく考えたら外人さんと長崎でご朱印を集めるために神社やお寺を回るなんてシュールですし滅多に経験できません(笑)とても面白かったです。

いや〜、お腹減ってきたので角煮まんじゅうでも食べて帰りましょう。
Matthew君、Nathan君、ありがとう。また会う日まで。


Monday, November 17, 2014

英彦山へ登る

こんにちは!

この前何となく英彦山(ひこさん)に登ってきましたのでご報告します。

この山は長崎市の東に位置し、路面電車最終駅「蛍茶屋」駅をさらに東に行った所にあり、長崎市のどこからも眺められる市民に親しまれている山の一つです。
(新中川町前の中華料理屋さん「洋々軒」の前で信号待ちをしている時に大きくそびえ立っているあの山です!)

長崎「七高山」の一つにも数えられており、一部の登山マニアは正月に英彦山を含む七高山に巡り、新年の門出を祝うそうです。

こちらがこれから登る山、英彦山(ひこさん)です。

見た目大きそうですが、標高385mと稲佐山より高いですがやはり長崎の山だけあり低山です。(さりげなく「長崎で一番高い山は稲佐山」という稲佐山の理想像を打ち砕いてしまいすみません。稲佐山は333m。山山山と覚え易いですね。)

このまま真っすぐ行き蛍茶屋電停を通り過ぎ、ファミリーレストラン方向に登り、しばらくするとダムが左手に見え、登り口に一番近い「番所」というバス停に着きます。

バス停のすぐ向かいに鳥居が見えますのでそこが登り口です。

そのまま階段を登っちゃいましょう。そうするともう一つの鳥居に遭遇。

おっと、どちらを行けばいいでしょう?

地面を良く見ると青い矢印が薄らと。先人達の知恵ですね。ありがたや。

お、やっと着きました!登り口にですね、、階段きつかった。地元のおばちゃんも頑張って登ってました。毎日お疲れさまです。

上をひたすら登ります。

これより山道へ入ります。

お〜、何か自然って感じがして良いですね。アドベンチャー感出てます。

先客発見。秋は登山に最適な季節です。

岩倉大明神に着きました。ちょっとここらで参拝という名の休憩。

さて出発。ゆっくり行きましょう。

紅葉ですね〜。まだ色づいていませんが。この時まだ10月後半だったかな?今頃はだいぶ見頃なんでしょう。

長崎四国八十八ヶ所霊場の一つ豊前坊下虚空蔵堂に到着です。

昔から信仰の山として栄えている英彦山。灯籠と木々が調和して神々しいです。

飯盛神社への参道の階段です。長っ!しかも結構急なんです。前ドイツ人のホストヘルパーとここを登った時はこの階段を走って駆け上がってました。化け物です。ゆっくり行きましょう!


階段を登りきると飯盛神社の鳥居があります。右へ進みましょう!

製材所跡広場です。右へ進みましょう!



すると鉄の鳥居が。これが英彦山神社の鳥居です。
 

さぁ、頂上までもう少しです!

鳥居の奥に見えますのは英彦山の祠です。ここまで来たら山頂に着いたも同然です。

着いたど〜!どれどれ景色はどんなもんですかね。


素晴らしい!山にびっしり家が建っていて、港、稲佐山、女神大橋が見えて長崎らしい景色が全て見渡せます!少し天気が微妙ですが。右手の山は風頭で左のポッコリした山は愛宕山です。

気軽に登れて山の中も綺麗で頂上からの景色も良い英彦山。
観光客の方で長崎に来て「山に登りたいです!」という人は中々いませんが、長崎の山は稲佐山だけじゃないんだぜ〜とワイルドにアピールしておきます。

おまけ:月と英彦山、聖福寺と英彦山





Wednesday, November 5, 2014

軍艦島ペーパークラフト

こんにちは!

先日面白そうな物を発見しました。
紙で軍艦島を作る軍艦島ペーパークラフトです。

(軍艦島とは正式名称は「端島」といい1971年まで炭坑として栄え、長崎市の野母崎半島の向かいにある島で、今は無人島になっており老朽したビルや炭坑に使う施設が未だに残っていて廃墟マニアも、そうでない人にもたまらない観光地となっております。)

早速そのペーパークラフトを作りましたのでご紹介します。

パッケージはこんな感じです。


なにやら複雑そうですね。しかしワクワクしますね!

切りました!これはどの部分でしょう。小高い丘の部分のようですね。

谷折り、山折り、接着剤でペタペタしてるとそれらしき物ができました。

土台を作ってビルを組み立てて貼付ける地味な行程を繰り返します。



それっぽくなってきました!

このペーパークラフトのマニアックな所は今は崩壊したビルも一つのパーツとしてある事です。つまり下の写真のように平面のパーツでも貼らなくてはいけないのです。こういうこだわり好きです!


日本最古の鉄筋コンクリート造と言われる30号棟をチョキチョキ
30号棟の実際の写真

コの字型をした65号棟。この65号棟は戦時中に作られ、島内最大の建物で総戸数は三百以上もあったそうです。地下には製氷室や理容室があったようです。屋上には何と保育園があったそうです。いかに人口が密集していたかが伺えますね。
切るの難しそうです。

端島小中学校です。鉄筋コンクリートを一早く取り入れた軍艦島ですが、この校舎だけはずっと木造だったようです。7階建てと当時国内最高層でした。


うんちく垂れる暇もないので大量生産!

だいぶ出来てきました。

日付け跨いで、後は護岸を付けて土台に貼るのみとなりました!

遂に完成です!!

撮影会せずにはいられない。







一部ビルがガタついてたり垂直じゃなかったりしてますが、それも廃墟っぽくていいやないすか!と脳内補完してみます。

そんな素敵な軍艦島ペーパークラフトですが、県立美術館のミュージアムショップにて購入しました。もしかしたら各クルージング会社の物販コーナーでも売っている?かも分かりません。
クルージングに参加した方、お土産としていかがですか?!
悪天候で上陸できなかった方、参加できなかった方も雰囲気だけでもお持ち帰り下さい!

おまけ:ハロウィンパーティーに向けてコスチューム作成し、ミュータントとなり、そのまま帰って行った安藤さん。