Tuesday, August 4, 2015

丸い話

こんにちは!

とうとう8月に入りました。
毎日暑いですね。
かき氷やチリンチリンアイス、ミルクセーキが食べたくなる季節となってきました。

夏は日本国内、海外から色んなゲストさんが長崎へやって来ますが、よく海外のゲストさんから質問されるのが長崎のマンホールについてです。
長崎のマンホールには長崎市の市章である五芒星が描かれています。
五芒星ってどんなの?と思いますが、こんなのです。
まじかるタルルート君の頭巾にも描かれています。












このマークが至る所に掲げられているのが外国人のゲストさんにとっては不思議なんですね~。
日本では馴染みがないですが、(陰陽道などに興味がある人は馴染があるのかな?)西洋ではこのマークは何でも不吉?なイメージがあるようで、
ある時は魔よけにも使われるし、これをさかさまにすると悪魔の象徴にもなるという事です。

長崎の街に出てどれだけこのマークが使われているか見てみましょう!

ぎゃ!悪魔だ!でも周りの紫陽花がキレイですね。

長崎の至る所にこのようなマンホールがあります。市民にとってはあまりに溶け込み過ぎて気にした事もない人も多いかもしれません。


プチマンホール

長崎市役所です。
こちらは稲佐山の展望台にある掲示物です。「この市章は明治33年に制定され、草書の「長」を模型化し、鶴の港・長崎を象徴して折り鶴の形を星状に配している。」とあります。

草書体とは何ぞや?と思ってしまいます。調べると、
「漢の時代に発生し、3世紀に一般化した」とあります。
昔の漢字って事ですね。だいぶ省略された形らしく、長崎の「長」が草書ではこのように書かれるようです。





確かに二画目の三角っぽいのが星感出てます。





「鶴の港」とは長崎港を上空から見ると鶴の形に見えた事からそう呼ばれていたそうです。
折り鶴を模して明治時代に作られたという事ですが、今では平和都市として違う意味合いで折り鶴が象徴となった長崎です。

ちなみに六芒星というもっと魔力の強いマークもあり、何と長崎にたった一つだけその六芒星が描かれているマンホールがあります。それがこちらです。



場所は言わない方がミステリアスなのかな~、この18銀行がヒントです。
あかりスタッフに聞いて頂ければお答えします(笑)
これは市章とは何の関係も無いのに、何故このマークが採用されたかは未だ謎のようです。


五芒星を逆さにした悪魔バージョンのTシャツを来たゲストさん。長崎に導かれて来たのでしょうか。


長崎に限らず日本各地のマンホールも綺麗に作られてあり、日本のマンホール文化も興味深いものです。 これぞCOOL JAPANでしょうか。

ミステリアスな街、長崎へおいで下さい。

それではマンホールという事で丸いお話でした。

サヨナラサヨナラサヨナラ。

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