Saturday, December 5, 2009

落ち葉掃除ご苦労様です

先週までは黄金色に輝いていたイチョウの木。今週は強い風に煽られ哀しい姿に。何か見るからに寒そうですね。いよいよ冬到来です。


1年前に始まったあかりブログの最初を飾ったのが、あかりの目の前の光永寺さんのイチョウの木の写真でした。あれからもう1年、、、早い早い。
さて、そんなイチョウの木、1年前のブログにもありますが英語で「gingko tree」と言うそうです。でもホストヘルパーのデイビッドくんに訊いてみると、少なくともメルボルンあたりではあまり見かけないらしく、「gingko tree」といわれても大方の人は何の木かわからないだろうとのこと。確かに調べてみたら「gongko」は植物学者リンネが「銀杏(ぎんきょう)Ginkyo」を「Gingko」 と誤記してついてしまった名前で、元々中国原産の東洋系の木なんだそうで、彼らに馴染みが無いのも当然です。
その一方で、今から300年ほど前オランダの医師であったケンペルによって、イチョウの木がここ長崎からヨーロッパ各地に移植され、現在では北アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアでも植栽されているとの情報もあり。もしかしたら場所によっては西洋でも既にメジャーな木になっているかもしれません。今度他の国のお客さんにも訊いてみよう。
「gingko」として世界に広まるきっかけとなり、そしてケンペルやシーボルトも驚き愛でたであろう長崎のイチョウ。そんな長崎のイチョウの中でも一際大きなあかり前のイチョウの木をデービッドくんがスケッチしてくれてます。鮮やかな黄色とモノトーンのコントラスト。いいですね。
みなさんもご覧アレ。


Do you know this tree?
This is a gingko tree.
It's called Icho in Japanese.
Soon after these yellow leaves fall, winter begins in Japan.

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