ついに!
おかげさまで迷子の子猫に里親さんがみつかりました!
ある夏の日の午後。
あかりの玄関の前の里親募集の張り紙の前に立つ親子。
おっ。どこかでお見かけしたような・・・。
あっ。やっぱり・・・。
手招きするぼく。「ちょっと子猫と遊んで行きませんか?」
迷う親子。今思えばこの時に子猫の運命はきまっていたのだ。
「あああ~~じゃあちょっとだけ~」
何かマズいんじゃないかー!と感じているような様子でガラガラと玄関を入る親子。
やんちゃな猫はここぞとばかりにリビングを走る。
(「いけー!そうそう、もっと無邪気な子猫らしく!」)
僕は心の中でつぶやいた・・
そこからこの親子の苦悩が始まる。
動物が本当に好きな人はやはり本気で悩んでくれるのだ。
一度こころを決めるとそこからは実に早かった!
そしてその日の晩には、諏訪の杜を登った高台のお家に旅立っていきましたとさ。
よかった。やっぱりいい人が待っていた。
猫の名前は「あかりちゃん」とつけてくれました(笑)
うちに戻ると2匹の猫がきょとんと座っておりました。
「小さかとは今日はおらんとね」
猫の感情に勝手にセンチなセリフをつけてみたりなんかして。
こちら残りの二匹。
さようならを
何度言ったか忘れてしまったけれど
たぶん僕たちは
その数より一度だけ多く出会っているんだ
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