Tuesday, October 30, 2012

それを俗に「かぶれる」と言う。


私はサンフランシスコジャイアンツのファンです。読売ジャイアンツではありません。確かに両チームのユニホームはパッと見よく似てますが、私がファンなのはセントラルリーグのジャイアンツではなくメジャー・ナショナルリーグの名門サンフランシスコジャイアンツです。

ではいつからファンなのか?

その質問に対しては若干言葉に窮してしまいますが、正直に答えますと今年の9月からです。ざっとファン歴2ヶ月未満ってところです。「短かっ!」、、、はい、承知しております。従ってご指摘の通りファンとしては若造も若造。「ファンです!」と球場内で言ったら、とりあえずベテランファンに無条件で焼きそばパンを買いに走らされるくらいぺーぺーです。しかし幸いここ日本、特に長崎ではあまり周りにジャイアンツファンを名乗る人がいないので思い切って「ファンです!」と言いきってます。

では何でそんな海外リーグの1球団のファンになったか?

理由は簡単。サンフランシスコジャイアンツのホームゲームを地元at&tパークで生で見たからです。単純ですね。でも好きになるきっかけなんて所詮そんなもんです。サンフランシスコジャイアンツには日本人選手はいないので日本のニュースで取り上げられる事もほとんどないのですが、だからこそ日本ではそんな一般的でないサンフランシスコジャイアンツのファンだということがちょっとしたステータスだったりします。「君たち知らないかもしれないけど俺の贔屓のジャイアンツって強いんだよね」と言った感じです。あっ、繰り返しますが読売ジャイアンツのことではありません。

さて、そのサンフランシスコジャイアンツですが、昨日の試合を無傷の4連勝で締めくくり、見事今年のワールドシリーズを制しました。すごいですね。誤解を恐れずに言うなら、私がリーグ戦終盤のあの試合で15ドルの立ち見席からさりげなく声援を送ったことが彼らに無限の勇気とパワーを与えたのだと思います。サンフランシスコジャイアンツ万歳です。



さて、私これだけ熱く語ってますが、実はジャイアンツの選手の名前を誰1人知りません。

所詮そんなもんです。

更に、次回仮にニューヨークに行きそこでメジャーリーグを見る機会を得たとしたら「ヤンキースサイコー!イチロー超クール!!」とか平気で言ってると思います。

所詮そんなもんです。

この移り身の早さで世界各地のおいしいとこ取りをして人生を謳歌する、これも旅行の一つの醍醐味だと思います。さぁ、みなさん仕事に疲れたら旅に出ましょう。

おしまい。

追伸:チケット買う時に15ドルが50ドルと聞こえて20ドル札3枚を差し出したら売り子のおばちゃんに真剣に「fifteenって言ってんだろ!」と怒られたのは内緒です。

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