Tuesday, May 26, 2015

「こんな景色もあったのか」



















長崎半島で一番高い八郎岳/Mt.Hachiro (589m)の登山道です。

この山は長崎の中心街からバスで30分ほどの平山町という場所に上り口があります。尾根伝いの登山道は低木の広葉樹が多く気持ちの良いコースです。ヘンゼルとグレーテルの絵本みたい。平べったい岩石なので足を取られることもなく比較的歩きやすいです。山頂まで子供の足でも2時間。慣れた人ですともっと早く登れるのではないかと思います。山頂から五島灘や軍艦島などの島々を見渡すことができ素晴らしい眺望でした。



















帰りは小八郎岳を横目に乙女峠から平山町へ下りました。
乙女峠では緑の原っぱに鹿が跳ねたり、なんとも牧歌的な光景。こちらの下りの道ではコースを外れてしまったり、ゴロゴロ石で足を取れれたりとなかなか大変でしたが、途中、谷で湧き水を飲む場所があったり、再度、鹿もでて来たりとバラエティーに富む面白い山歩きでした。

樹の蔓をブランコにしたり、小鳥のさえずりに合わせて子供が踊ったり・笑、うーん、都会ではなかなか想像できない休日の過ごし方。

「長崎にもこんな景色があったのか~」と再発見した山登り。
旅の皆さんも長崎のみなさんも是非。

Friday, May 22, 2015

孤独のナガサキ vol.3 Cycling in Ioujima Island

ホステルといえばドミトリー、ドミトリーといえば一人旅。

一人旅をより愉しみたいというあなたにお送りする架空のガイコク人旅行者Aloneくんの旅日記「孤独のナガサキ」です。






わたくし、今日は伊王島という島をサイクリングで一周するというあかりスタッフの息子さんの子守として付いてきました。「アロンくん、僕は自転車、君は走りなさい」 と指令がくだりましたので、運動不足解消にも丁度良い、ということでわたしは走ることにしました。途中のボードで確認。「向こうに見えるのは高島、あの向こうに軍艦島があるのか、ふむふむ、この島も昔炭鉱だったんだな」

この島は長崎からフェリーでも20分の距離。
現在では本土側から橋が架かり車でのアクセスが可能になりました。長崎中心部から距離にしておよそ17km。島にとっては船がなくても本土に渡れてしまうという革命的な事件だったはず、そしてこのような旅行者も簡単にアクセスできてしまいます。今日は車にこの自転車を乗せ、やってきました。東側の沖ノ島は周囲約4.5km。海沿いを走ることができる平坦な道がサイクリングにも最適です。大人であれば20-30分で一周できます。

伊王島にはカトリック信者も多く写真の右上に見える教会も見え、日本においては特有の長崎の風土を感じることができる場所かもしれません。もう少しで一周、のところまで来ました。「おおーい、待ってくれよー」



「おーい、アロンくん、カニがいるのでつかまえてくれよ」ようやく4.5kmの2時間のサイクリングを終えたかと思ったら今度は磯遊び。これも島でのお楽しみです。磯は子供のパラダイス!

(でも、僕は汗かいたしはやく温泉に入りたいなあ・・・)

二時間後、ようやく磯遊びを終え、島内の温泉へ向かうアロン君と少年でした。

たまには二人も楽しかったな。。。(続く)

Thursday, May 7, 2015

5月8日 “ 苦しい時ほど、笑ってごらん”(「まいにち修造」日めくりカレンダーより)

ゴールデンウィークが終わりました。なかなか慌ただしい1週間ではありましたが、我々も忙しさにかまけて人間らしい心を亡くさぬよう、よもぎを摘んだり、それでお餅を作ったり、目の前の川でうなぎの捕獲を試みたり、その仕掛けがまんまと雨で流されたり、そんな朗らかな日々も同時に過ごしておりました。

よもぎ餅はある年齢に達するとその青くさい味が病みつきになるものですが、どうやらそのある年齢に満たない子供にはウケが悪いようです。でも、海外からのお客さんには意外と喜んでもらえたので、イタリア辺りで「よもぎジェラート」とか売り出せば大ヒットするかもしれません。(多分しません。)

まだまだゴールデンウィーク気分から抜けだせないところですが、今週末は修造先生が長崎にやってきます。お暇な方は先生の元気をもらいに松山町までレッツゴー。ついでに晩御飯はよもぎ餅とうなぎの蒲焼の素敵な食べ合わせで5月病を吹き飛ばしましょう!