山の中腹にある温泉施設に向かう道の途中に一年中きらびやかにライトアップされた一角があり、そこには雨の日も風の日もそして夏の蒸し暑い日も満面の笑みを讃えるお爺さん(人形)が鎮座しています。
身なりから恐らく世に言うサンタクロースだと思われるのですが、如何せん一年中そこにいるので、彼が本当にサンタクロースなのか、はたまたただの赤い服を着たカーネルサンダース似のお爺さんなのかはずっと不明でした。
もっとも近くにKFCがある訳でもなく、毎年何故かこの時期だけは彼がひときわ輝いて見えるので、やはり彼はサンタクロースなんだろうなぁと漠然と思っておりましたが、なんと最近、毎年12月24日の夜から25日の朝にかけてだけは彼があの腰掛けてる塀の上から忽然といなくなると言う噂を耳にし、彼こそは紛れもないサンタクロースなんだと確信するに至りました。
サンタはフィンランド辺りに住んでると思われている方も多いと思いますが、実は長崎にいたんですね、盲点でした。
えっ?じゃ、今夜その場所に行って証拠の写真を撮って見せて欲しい?
嫌です。お断りします。そんなロマンのないことを私はしません。私は今日はミサに行かなきゃいけないんです。
さて、先日西洋朝顔とコスモスのコラボが無事終了し掘り起こされたあかり玄関前のプランターですが、2週間ほど前からクリスマス仕様となっております。
もみの木に見立てた小さい木と、手作り感満載な飾りつけで道ゆく人を楽しませてます。
「ややみすぼらしい」と言う声も聞こえてきますが、子供達にはとても人気なんです。
情報過多でロマンのない大人達など相手にしないホステルあかりらしい飾りつけ。
純粋無垢な心を持つ人にはきっと響いていることでしょう。
今宵も人の心に灯をともす、そんな優しいホステルあかりにどうかサンタさん靴下いっぱいの現金をください。
A very merry Christmas
2016. 24th Dec.
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