Saturday, September 11, 2010

九月の熊本は

自分の町の魅力もうまく語れない僕にとって、お隣りの町の魅力を言葉で伝えるのはもっと難しい。。。
伝える相手が外国人のゲストとなると、もう一呼吸必要で、更に困難を極めます。。。
そのヒントを得るには、よし、やはり自分自身で体験しないといかんだろう。

というこじつけで、休みをもらい、黒川&阿蘇1泊2日のドライブ旅行。
九月。秋風が旅にはいい季節、、、のはずが、高原の日射しもなかなか手強かった。。。























陸路、長崎から島原へ。
そして島鉄フェリー、このスロウなこいつがやっぱいいです。
全く買う人のいない船内の売店のおばちゃんはあくびしてました。
十数人の乗客に売り子さん二人は多いだろーと強く思うも、
「いや、雇用を守るのも企業の地域貢献、、、、」そう思い直し、そっと目を伏せることにしました。。。

そして対岸には金峰山。

熊本といえば宮本武蔵。(最近知ったんですが。)
武蔵って金峰山の洞穴に籠って五輪の書を書いたそうなんですよね。
洞窟あの山のどこらへんかなあーと寝ぼけた顔して考えてたら港が見えて、
「車の人は遅れないように下にいってエンジンかけてスタンバイしなさい」と
アナウンスが聞こえてきました。

何でしょう、船が港に入ってフェリーから車を出す時の感覚、。。。。
ゲートが開く前から、なんか自分がレーサーになったような、妙な気合い。
何なんでしょう、あの負けん気(笑)


フェリーを降り、阿蘇山へ。




















こちら大観峰。
おおお、ここは日本じゃないです。
よく考えるとすさまじい。
世界一でかい噴火口の上で生活してるんですね。この民たちは!
よくよく考えるとどういうことですかって感じです。

カルデラの上で生活を営む火山の民の村々。。
何か物語の一つや二つ軽く書けそうじゃあないですか。




夜は黒川へ。
黒川には美人の湯に入った美人がたくさんおられます。











































見渡す限りの草原の丘。






















押戸岩:阿蘇北外輪山の草原の丘に大小数百個の石群があり、
1番大きい岩が押戸石と呼ばれています。
な、な、なんと、頂上付近の岩から古代オリエント文明の文字
ペトログラフが発見され、シュメール系海洋民族の
祭礼の場であったといわれているそうです。
4000年前ってすごい。
その向こうには涅槃像みたいに阿蘇の山々が
横たわっていらっしゃいました。

阿蘇は雄大です。
ダイナミックです。
ドラマチックです。
これからの季節、緑に替わりススキが美しい季節でしょう。
次はやっぱ阿蘇の山々をトレッキングだな。
やっぱり車じゃなくって歩いて自然を満喫しないといけないですね。
コーヒーとか持っていったらいいんだろうなあ。と。

帰りは夜の杖立川沿いの道をくねりくねりと一路長崎へ。
充実の1泊2日の研修?旅行でした。
また行きます。

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