「旅先のリアルな生活をちらっとでも覗いてみたいのおーー」、と意識的にか無意識にか、多くの旅人がそんな感覚を持っているのではないかと思います。
「市場」はその欲求を満たす場所の一つかもしれません。そこに行けばその土地の人がどんなものを食べているのか、繰り広げられる会話や雰囲気からその土地の空気を感じ、外からの「よそ者」である旅人でもまちの一員になれるような気がする場所なのかもしれません。
気ままな一人旅が好きなくせに一人飯には寂しさを感じるやはり身勝手な僕なども、長旅が続くと人恋しくなるもので、そんな時は異国の地でも人の温もりや熱気を感じれる市場へと足が向いているのでありました。
ポジティブな例ではないかもしれないですが・・・以前旅をした南米や亜細亜の国々の市場ではやはり凄いやつらが並んでいるわけで「このカウンタックのようなスカイブルー色の熱帯魚は食えるのだろうか?」「さすがに両生類の干したヤツはちょっとねー・・・」などと並べられたグロテスク系やアルマジロやカエルや干したトカゲなどを目にし 「ここでの生活は厳しいな・・・」というような「異国にきちゃった感」を掻き立てられたりもしていたわけであります(笑)
長崎の市場はどうでしょう?
ちゃんぽんに入れる蛍光ピンク色と黄緑色のはんぺん・かんぼこ、なまこ、干しアワビ・えいひれ・・・外国人のみならず日本人に対しても「異国にきちゃった感」をもたせそうなものも多そうです。魚介の豊富さはもちろんのこと、麺類に至っては、うどん、そば、ちゃんぽん麺(生&ゆで)、皿うどん麺(細・太)などなど長崎色濃いラインナップです。
長崎の市場、今は数も少なくなってきました。観光用に彩られた派手さは決してありませんが、生の、ローカルの長崎を感じるのに、間違いなく最高の場所だと言えるでしょう。
ホステルあかりでは、そんな長崎の市場を楽しむプロジェクトをcariocaと密かに計画中です。
長崎のひとも旅人も超楽しめると思います。 乞うご期待!
No comments:
Post a Comment