普段「芸術」というものには全く関わりのない人でも、
旅行に行くととりあえず訪れるのは美術館ではないでしょうか。
ええ、そんな私も行ってきましたよ、美術館。
オランダは芸術の国、各都市に結構な数の美術館や博物館があったりします。
普段美術作品とは全く縁遠い私にとって差し当たってのターゲットは有名な絵。
絵の良し悪しは全くわからないのですが、
私が知ってるほど有名な絵ならば恐らくありがたいものなのだろうと、
とりあえずそんな絵の前では手を合わせ念仏と題目を唱えます。(うそです)
オランダと言えばポスト印象派の代表的画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
ゴッホですよ、ゴッホ。
でも実はポスト印象派がなんたるかも私全く知りません。
それでも「どれどれゴッホでも見とくか」みたいな顔して入館。
目指すはとにかく有名な絵。
まぁ、ゴッホの場合どれもそこそこ有名で見たことある絵ばかりなのですが、
特に私が今回見たかったのは「馬鈴薯を食べる人たち」と「アルルの寝室」。
「馬鈴薯〜」はすぐ見つかりました。
農民がつつましく食事をしているだけのすごく陰気なのに不思議な魅力のある絵。
確か昔教科書に載っていて「馬鈴薯って、、、じゃがいもって言えよじゃがいもって」と突っ込んでた絵。
ありがたやありがたや、ナムナムむにゃむにゃ。
そしてもう一つ目指すは「アルルの寝室」。
しかしいくら探してもその絵見つかりません。
なぜ?? ふと見るとなにやら看板が。
「以下の絵は現在出張中です。」
で、その“以下の絵”の中に「アルルの寝室」が・・・。
しかも出張先がこともあろうに「Tokyo」だって。
ま、マジですか。
みなさんも海外で美術館巡りされるときは、お目当ての作品の出張にはくれぐれもお気をつけください。
尚、現在来日中のその「アルルの寝室」を含むゴッホの絵は来年頭には九州でも観れるみたいですよ。
ちなみに今回の旅行における美術作品鑑賞の中で一番印象に残ったのが、
アンネフランクの家近くの売店の壁に書かれてた落書きのような馬鈴薯のパロディー画。
なぜか両サイドにハンバーガー、そしてコップにはストローが。
この気の抜けたやる気無いヘナチョコ具合が私のハートを鷲掴み。
やはり芸術には縁遠い私です。まじめな芸術家の方ごめんなさい。
2 comments:
どれどれゴッホでも見とくか(笑)
それ、よくわかります…。
そうなんです、何様のつもりなんでしょうね。(笑)
でも、来るゴッホの絵に集るであろうをミーハーな日本人を高みから揶揄するゲイジュツ家さんみたくならないように注意しようとは思ってます。なんじゃそりゃ?
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