The long and winding road~と口ずさみながら、長く緩やかな湾曲の先に坂が見えたので早くも心が折れ、試験走行もそこそこに折り返しました。ここは長崎の中心部から15キロ地点。折り返しで計30キロ。そう、僕たちは来週の今日、この遥か100キロ向こうの平戸へ向かうのであります。
オランダゆかりのまち「長崎」と「平戸」。二つのまちをつなぐオランダ街道を自転車で、しかもダッチバイクで走ったらさぞかし愉快だろうね~、でもキツかでしょ~?おいは大村湾一周したことあるけん余裕ですよ~?でもそれって四半世紀前の話でしょ?と事務所で男スタッフ2人、こう話したのがこの旅の始まりです。
今回走るダッチバイク2台、あかりのスタッフがアムステルダムからハンドキャリーで持って帰って来ました。福岡空港では箱が大きく出口でつっかえ、乗客の皆さんの行列をつくったこの自転車。ギアなし。車体は重量級の20キロ。オランダのいわゆるママチャリです。自転車文化のない、そしてオランダさんのまち長崎でダッチバイクが走ってたら面白かろうね、というのがそもそもの出発点でした。
今回の平戸紀行、2つの国とまちの歴史を繋ぐ壮大なプロジェクト(ただのおっさんの悪乗りじゃないの・・という声も周囲から聞こえてはおりますが・・・)
まあとにかく平戸まで110キロの道のり、噛みしめてまいります。
そもそも旅に理由なんているんでしょうかね?
そこに山があるから登るのだ!そこに道があるから走るのだ!
No reason,Dutch bike!
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